一日で運転免許証Get! ~テキサス州 オースティン~

一日で運転免許証Get! ~テキサス州 オースティン~

2020年3月22日 0 投稿者: Soylattes

マンハッタンなどの大都市の中心部であれば、電車やUberやバス等が充実していますが、一般的にアメリカの交通網は基本的に車での移動を前提として設計されています。特に広大なテキサスでは、車を利用できるかどうかで生活の利便性が大きく異なるので、車はとても重要なアイテム。アメリカでの生活開始直後は、日本の国際免許証とパスポートをいずれも携帯しておくことで車を運転することが可能ですが、運転を継続する場合は、州が発行する運転免許証を、定められた期限内に取得しなければなりません。

ただし海外から移住してきた成人がアメリカで運転免許証を取得する際、日本のように自動車学校に通う必要はありません。運転に関する知識を問う学科試験がありますので、事前に勉強しておくことは必要ですが、試験自体は「学科・実技を合わせて最短一日で」免許証の発行許可を得る事が可能です。今回は、ここオースティンでテキサス州の免許証を取得する場合の流れをご紹介します。

※テキサス州内は同様の手続きが可能だと思いますが、取得時期や地域・州により異なる可能性があります。

アメリカ運転免許取得#STEP1:事前の教育Video視聴とCertificate入手

運転免許証取得前の事前準備として、以下のリンク先のサイトからアクセスできる「運転免許証取得前に必須とされている安全教育Video ※1時間以上の動画」の視聴を完了し、Certificate(PDF形式で視聴終了後にオンライン上で発行される)を入手する。リンク先では最初に画像に示した三種類のボタンが選択可能だが、24歳以上であっても 中央のages18-24(2020年3月現在)を選択して画面を進めればOK。

※途中で25歳以上かどうかを問われた際にYes/チェックと回答すれば良いです

https://impacttexasdrivers.dps.texas.gov/

中央の「Impact Texas Young Drivers」を選択(2020年3月現在の情報です)

視聴後に得られる以下のCertificate(終了証明証)は、紙に印刷して左側ブランク部分に自分のサインを入れて、念の為に2枚印刷・サインしておく。(1枚は免許センター用、もう一枚は後述のDriving Test(いわゆる実技試験)を受ける自動車学校用に準備しておく。

アメリカ運転免許取得#STEP2:学科試験の勉強・「慣れ」&「図・数値の暗記」

一日に30分から1時間程度、以下のオンライン模擬試験を練習。実際に複数の学習アプリやオンライン模試が探せば出てくるので、知人等から最も参考になるサイトがあればそちらを参照する方がBetter。問題のバリエーションは意外に多いので、しっかり時間と日数をかけた方がよさそう(リンク先の画面最下段のリンク集からスタート)。

https://driving-tests.org/texas/tx-dmv-test-exam-mode/

最初は不慣れですべて英語の質問なので、全く意味が分からないような問題でも、繰り返して正解を確認しながら学習を重ねると、少しずつ何を言っているかがわかる(はず)。繰り返すことで自分の苦手な問題(特に、罰金の金額や日数の暗記など)が分かってくるので、途中からはその部分の暗記を重点的に!

※ポイント:国際免許証を使用して免許取得前に運転をしている方は、日ごろから実際の路上の標識を見ていて何となく理解しているかもしれませんが、改めて質問されると実は良く理解していないものも多いです。見たことがある標識についても、問題を通じて正しく覚えた方が良いと思います。

アメリカ運転免許取得#STEP3:書類を揃えて学科試験を受験

運転免許の取得申し込みに関する書類を準備する。本人を証明する顔写真付きのID(通常はパスポート)、記載した住所が本当に住んでいる場所であることを証明する本人の名前入り公共料金の請求書、所有している自動車の情報を示す書類、自動車保険加入を示す書類等。

<事前に準備しておく書類のイメージ> ※2018年6月時点での実績

 I-94・パスポート・SSNカード・公共料金等(例:水道料金)支払請求書・住所を証明する為の賃貸契約書(本人サイン入り契約書・自動車登録書(自動車購入後に入手できるフロントガラスに貼るシールの台紙)・自動車保険証・記入済申込書(自分のように駐在員の場合は以下の”DL-14A”で申込みをしました)・手続き費用25ドル/カード支払可能

必要書類説明:https://www.dps.texas.gov/internetforms/Forms/DL-15.pdf

DL14A:http://www.dps.texas.gov/internetforms/Forms/DL-14A.pdf

※ポイント:これらの書類は、当日窓口で提出します。事前にウェブサイト上の最新の情報でご確認ください。I94とDL-14Aはいずれも最終的に2枚提出したので、印刷して2枚ずつ準備しておく方が良いです。

アメリカ運転免許取得#STEP4:①学科試験受験会場と「2通りの②実技試験受験場所」

運転免許を取得するには、①学科試験(DMV Exam)・②実技試験(Driving Test)の2段階のテストを完了する必要がある。オースティンで免許を取得する場合は、①については以下のPflugervilleにあるDriver License Office (日本的に言えば”運転免許センター”)がMega Centerとして最も大きいので、自宅からの距離が問題とならないのであれば、この会場がおススメ。

ポイント:②の実技試験もこちらのDrivier License Officeで受けることが可能です。ただし、学科試験合格後にオンラインから予約を取ろうとすると長い場合は一か月程度待つことになるケースがありますので、即日発行を目指したい方は、$65程度のコストは生じますが「認定されたDriving School(主に若者を対象とした自動車学校)で②実技試験を受ける」という方法が早いです。ここからはこの方法を前提にご説明しています。

参考:②実技試験を免許センターで受験する場合は以下のサイトから予約が可能です。

https://txdpsscheduler.com/

アメリカ運転免許取得#STEP5:免許センターで①学科試験を受験

免許センターの何とも言えない独特な雰囲気は各国共通

免許センターには7時頃から人が並んで、7:30amに窓口がオープンと聞いていたが、当日は8時過ぎに到着。入口に入ったら、入り口傍に設置されている数台のPCから要件を選択して受付表を出力する。”L****”などの数値が入った番号札が印刷されるので、あとはディスプレイに自分の番号が表示されるのを待つ。

 

<①学科試験 体験談>

手続き:当日は番号が呼ばれるまで1時間以上待たされました。呼出し後は面接形式で質問への解答と準備した書類の提出になります。面接では、免許を取得したいこと、これまでにテキサスや他のUSA国内での免許取得はしていないことなど、いくつかの質問事項に答えます。準備した書類をすべて提出して、両手親指の指紋の取得、写真撮影、簡単な視力(番号の読み上げ・色の読み上げ)検査を実施。書類に不備が無いことがわかると、その受付の担当者に連れられて学科試験が可能なPCのところまで案内されます。

学科試験:PCに案内されて各個人のブースで学科試験開始!30問のうち21問以上正解で合格。ヘッドフォンも準備されていますが、基本的に読むだけなので使わず、また時間制限も特にありません(1問をあまりに長く時間をかけると画面がポップアップしてリマインドされるので、あわてずに閉じて継続すればOK)。この試験中は当然スマートフォンの使用は禁止されており、終了直後に、画面上に点数、画面左側に” Congratulations” という言葉が小さく出ていたので無事に合格していることが分かりました。得点は、22/30なので、実際にはあまり余裕はなかった…。

必要書類受領:PCのそばでしばらく待たされた後、再び窓口に案内されて書類を受け取ります。①学科試験までパスしたことを証明した用紙と、WEBで②実技試験(Driving Test)を予約する方法が記載されたパンフレットを渡されるのでこれで①学科試験は終了。この日の場合、当日②実技試験の受験は空きが無く一か月後と言われたので、早めに終えたいと相談したところ、3rd Party(認定された自動車学校)での受験方法を教えてもらいました。

アメリカ運転免許取得#STEP5:②実技試験を自動車学校で受験

①学科試験は午前中に終わるので、無事に合格をした場合は②の実技試験を受験する場所を以下のサイトから探す。カウンティ別に認定された第三者Driving Test機関(自動車学校)が示されているので自宅最寄りもしくは免許センター最寄りの自動車学校へアクセス。当日テスト実施をOKしてくれば、そのまま②実技試験会場となる自動車学校へ!

ポイント:日程を急がない人であれば、免許センターの事前術のオンライン予約画面から予約を入れて、その日まで(運転の練習をして..)待つ方がおそらくコストは安いです。また、自動車学校に関しては、事前予約無しの当日飛び込みでも受け付けてくれました。

Third Party Skills Testing (TPST) school リスト:

https://www.dps.texas.gov/DriverLicense/scheduleTPSTDriveTest.htm

<②実技試験 体験談>

自動車学校は基本的に学生等の若者向けなので、当日自分が選んだスクールを訪れると、学生が数名ほど小さなオフィスで待機していました。免許センターでもらった書類を見せて、状況を受付にいた教官(おじさん)に話すと「65ドルで今すぐDriving Testが受けられるが、受けるか?」と聞かれたので「Yes」と即答。書類を数分で確認したら直ちに自動車学校の車に乗り試験開始…。全然関係ない待機中の学生が「どんな試験かお前も一緒に乗って見てみろ」とその教官言われて、試験官のおじさんと何故かその学生を乗せた計3人でドライブでした。

運転中は、複数のチェックポイントが記載された小さな紙を教官が見ながらチェック。基本的には減点方式ですが、「スピードはもっと出せ!」とか「お前はどんな仕事をしているのか?」など雑談をしながら落とす気もない感じで進み、最後の方で程よく減点して点数調整をしている印象でした(笑)。

右・左や速度はここは30mile/hなど、ただ言われるままに運転を。10-15分ほど走ったら、最後に自動車学校の敷地に戻って、かなり大きく空いた二つのコーンの間に縦列駐車をして終了。先ほどのチェックシートのような紙について説明が行われ、「70/100以上で合格だが86/100だったので合格。オフィスでコピーなどとって書類作って渡すからそれでOK」と言われて終了です。

オフィスで封筒を受付の人が準備してくる時に、VideoのCertificateの提出を求められたので、ここで印刷しておいた2枚目の用紙を渡します。開封厳禁として合格を証明する書類入りの封筒を渡されるので、今度は再度免許センターに向かいました。(封筒を開封すると11ドルで再発行だとか)

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アメリカ運転免許取得#STEP5:免許センターへ書類を提出して手続き完了!

自動車学校で、②実技試験の合格を証明する封筒を受け取ったら、再び学科試験を行ったDrivier License Office(免許センター)に行く。(受付で聞いた限りでは今度は「S****」の呼出番号を取った方が良いと言われました)入口PCでS番号を発行。呼出し後の窓口で必要な書類は、最初に学科試験で訪問した際と同じ書類と、自動車学校から受け取った封筒となる。ただし、アプリケーションフォーム(DL-14A)は改めて提出が必要と言われるので、あらかじめ2枚目を作成しておくこと。※その場で記入して準備することも可能です

再び、指紋情報の登録・写真撮影が行われ、手続きが完了したらその場でLetterサイズの用紙に、免許情報が印刷されたものを渡されるので、免許が郵送されるまでの間の約2週間は、この用紙を運転免許証の代わりに持ち歩くようにする。免許センターでの手続き費用は、この場合は手数料11ドルのみ。

学科試験であるDMV Examも、実技試験であるDriving Testも、終わってしまえば難しいものではないとは感じるのですが、特に学科試験については、それなりの対策をしておかなければ「確実に通らない」という内容になっていると思います。試験当日は非常に忙しくて大変なのですが、心理的な負担が少なく免許の取得をする際には、今回ご紹介した「1日で免許取得」を試してみてください。

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