アメリカでTOEIC受験(テキサス州ダラスにて)

アメリカでTOEIC受験(テキサス州ダラスにて)

2020年2月12日 0 投稿者: Soylattes

駐在期間が長くなればなるほど、英語力の伸びに不安と疑問を感じることも多いので、TOEICを受験しました。アメリカでは、TOEICの認知度は日本に比べるとかなり低いのですが、大都市であれば受験機会はしっかりと準備されており、テキサス州の中で定期的(毎月)にTOEICが実施されているのは、比較的日本人が多いダラス(Dallas)のみ。オースティンからは車で片道約三時間の道のりです。

長距離ドライブの果てに出迎えてくれるのがTOEICの受験会場ということで、出発までは少し気が重い感じがありましたが、オースティンからダラスに向かう間の田舎道は、のどかで美しい自然が広がっているので、実際に移動してみるとそれなりに楽しめました。

今回の試験会場は、以下の研修施設・貸オフィス?のような建物です。日本だと大学などで大規模に実施されますが、アメリカのTOEICの場合は募集して5人以下だとキャンセル、実施される場合でもせいぜい数十名程度という規模で行われるので、どちらかというと日本の一般のTOEICよりも、企業毎に実施されるTOEICの受験会場の雰囲気に近い印象です。※州や地域で規模や様子は若干異なるとは思います

TOEIC受験申込方法(US版)

ここでは日本でも一般的なListening & Readingの登録方法についてご紹介します。申し込み期限ですが、会場の状況にもよるのであまり正確な日数はつかめていませんが、受験日の2~3週間前であればおそらく申込可能です。

アメリカでTOEICを受験する場合の申し込みは、以下のURLの「Register Online」ボタンより開始して必要情報を記入。途中で自身の写真をアップロードする必要があるので画像のご準備を忘れずに。全米のスケジュールとして公開されている情報によれば、毎月第二土曜日に実施されているので、一年に計12回が計画されています。

https://www.ets.org/toeic/test-takers/listening-reading/registration/us

1. 上記URLの「Register Online」の次の画面上にある「Begin Registration」をクリック。その後は基本的にプルダウン等の選択式で希望の試験タイプ(L&R)や会場・日付を選びます。

Select a Country: US→ Select a Test Type: TOEIC L&R Publicを選択した後、「Search by Test Center」で会場別に選ぶか、Search by Dateで日付別に選ぶかで、どちらかをクリック。

2. テキサス州の会場一覧は、プルダウン上は図のようにオースティンを含む計5か所が表示されますが(2020年2月現在)、実際に開催が設定されているのはDallas OGTとWichita Fallsの二か所のみです。

さらに、Wichita Fallsは年に数回しか開催されていないので、毎月開催はDallas OGTのみとなります。会場・希望する受験日を選択したら、「Reserve a Seat」へ。ここからは個人情報の入力画面になります。

3. 個人情報の入力画面では、氏名・住所等の一般的な記入事項のみなので、特に悩む項目はありません。

写真については、少し注意が必要です。

自身の写真の画素数やサイズを厳密に規定サイズに合わせることは少し難しいのですが、Sample Photoを参照しながら同程度の大きさにトリミングを実施すれば、画素数・サイズに関して厳密にチェックされることはなくUploadできます。

ファイル形式はJpeg指定・カラー写真が指定です。日本の証明写真のような撮影手段に指定はなく、スマホ等で撮影した写真でも大丈夫です。

試しに数年前の写真をアップロードしようとすると読み込めないことがあった為、撮影日情報(ファイル作成日もしくは写真のメタ情報?)は1年以内程度のものを使用した方がよさそうです。

以下のリンク先に詳細があります。https://toeicrts.ets.org/WebRegistration/toeic/Information.html

クレジットカード決済で、75ドルを支払えば(日本よりも若干高い..)、あとは個人情報の画面で登録したメールアドレスに受験票となるメールが届きます。2020年2月現在の件名は「TOEIC L&R Public On-Line Registration Electronic Admission Ticket」となっており、このメールに、Registration IDや会場情報、開始時間、持参すべき物などの情報が記載されています。

受験会場の様子

受験当日、受付締め切り時間が午前11時となっており、午前10時から開場でした。午前11時以降に到着した場合は入場できないと記載されていますが、5分前ぎりぎりに会場入りした受験者もいたりという感じ。今回のダラスのOGT会場では約30名が受験していました。

アメリカの解答用紙には出身国と言語のそれぞれのコードの記載欄があり、このコードは会場の係員が受検者の国を確認しながら個別に説明するので受験者の出身国がわかります。今回の受験者の出身国は、日本・台湾・韓国・フランス・コロンビアの5か国。受験者数の比率はつかめませんが、会場の雰囲気としては、アジア人がほとんどで、さらにその中でもおそらくは日本人の受験者が多かったのではないかと思います。

今回の受験会場であるDallas OGT会場の外観

実際の受験会場の入り口の写真ですが、ここまでが写真が撮影できる限界(笑)。この扉から入ると、まず登録用の小部屋があり、そこで事前に登録、その部屋の中に「持ち込み禁止とされている持ち物」を置くことになります。同じくこの小部屋にある貴重品BOXは、人数分は無かったので、早い者勝ちでした。

小部屋からコネクティングルームのような形で、奥にある実際の受験会場へと繋がっています。

扉右側に少しだけホールのようになっているエリアがあり、待ち時間はその場所で多くの人が過ごしていました。椅子は二つしかなかったので、皆さん立って時間をつぶしていた感じです。

日本のTOEICに比べると、受験者数の規模等も圧倒的に少ないからではないかと思うのですが、会場、試験官の人数等、様々な面で”低コスト運用”(ポジティブに言えば、受験人数に見合った運用)が行われている雰囲気を感じることができます。

受験会場での注意点

日本とは色々と勝手が違うところがありましたので、少し注意点とあわせてまとめてみました。

TOEICテストを受験する会場には、腕時計・携帯/スマホ・財布・水を含むペットボトルや飲食物、すべてが持ち込み禁止今回の会場では、貴重品は会場の隣に受付をする部屋があり、その部屋にあるテーブルの上に荷物を置くか、もしくは数が限られた小さな貴重品ロッカーに預けなければなりませんでした。実際に案内メールのリンクに、事前に読んでおくべき注意事項のリンクがあり、筆記用具・ID(パスポートもしくは免許証)・受験票(前述のメールを印刷したもの)以外は車に置いてくるようにと指示もあります。 地域によってはそれはそれで心配…

 

メールで届いた受験票は当日必ず印刷をして持参すること。当日の登録作業の後、解答用紙への番号記入などで使用し、さらに最終的にはすべて回収される為、必ず印刷をして持参しなければなりません。会場に着いた時点で受験票を示して登録手続きをしますが、その時点ですでに試験官はアップロードした写真と名前が記載された受験者リストを持っていて、その一覧にサインも求められます。

 

受験会場入場後は退室できない。金属探知機でボディチェックまでされて受験会場に入りますが、一度入ると退室はできないと指示されます。日本だと、会場に早く着いた場合は、先に入ってガイダンスがあるまでの時間を過ごすことが可能ですが、こちらでは入る際には筆記用具・ID・受験票しか持ち込めず、さらに退室ができません。開場後、10時15分頃の時点では、このルールの為にほとんどの受験者が待合室や部屋の外で待機していました。

 

受験会場の席は自由・早い者勝ち椅子も机もばらばらなので当たりはずれも結構あります…。時計はその部屋に唯一の小さな壁掛け時計を見ながら、時間を確認することになったので、座席によっては遠すぎて見えないなどの状況も。他の方々が会場入りをするよりも少し早めに、先に部屋に入って置く方がよさそうだと思いました。

 

消しゴム付き鉛筆は貸出あり。この点は日本のTOEIC受験と同じく、貸し出しをしてくれていました。解答用紙は日本は横長レイアウトですが、アメリカ版は縦長レイアウトです。また、情報提供に対するサインをする記載欄があり、自身のサインだけでなく誓約文章をそのまま転記することも求められます。

試験の説明開始は11時ちょうど、その後リスニング試験が始まったのが12時07分ですので、そこからリーディングが75分間実施されて、最終的に終了は13時20分過ぎです。受験者30人程度に対して試験官は一人のみ。

人数が少ないので、会場周辺や移動時の混雑などを考えると日本よりもアメリカの方が楽な部分もありそうですが、受験環境としては、どちらかといえば日本のTOEICの方が快適だと感じました。ただ、アメリカの場合は受験者数が少ないからだと思いますが、スコアが受験後1~2週間で手元に届くとのこと。比較的受験日が近くても申し込みが可能であり、さらに結果が早く得られるという部分こそ、アメリカでTOEICを受験するメリットと言えるかもしれません。

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