全米カレッジフットボール観戦 at UTスタジアム

全米カレッジフットボール観戦 at UTスタジアム

2019年9月21日 0 投稿者: Soylattes

アメリカのスポーツ観戦の世界において、アメリカンフットボールのポジションや人気は圧倒的なトップクラスにあり、全米のスポーツで人気ナンバーワンといわれるNFL(National Football League)のみならず、そのプロスポーツの世界を支えるカレッジフットボールにも当然ながら全米で熱い視線が注がれています。

少なくともMiddle School(日本の中学校)やHigh Schoolでも、すでに各学校ごとにアメフトのチーム選抜や朝夕のトレーニングが行われており、学生時代からアメフトとそのアメフトに関わる選手たち、さらにはそれをアクロバティックなスタイルで応援するチアリーダーたちは、一般的に憧れの対象とされやすいという雰囲気です。

アメフトの応援を一つの重要な演奏の舞台としてブラスバンドやマーチングバンドのクラブに力を入れている学校も。アメリカで学生時代を過ごしていないので実際のところがどの程度なのかを正しく掴めている自信はありませんが、学生時代からすでに、アメフトというスポーツを取り巻いてこの国ならではの価値観がありそうだと感じます。

わかりやすいイメージとしては、まだまだ若かった頃のTaylor Swiftが一人二役をこなしているPV「You Belong With Me」のように。※特に1:55~

そのアメフトに対するこの国の熱量は、日本で過ごしているとなかなか実感を持って体感することはできませんが、テキサス大学(通称UT)オースティン校がダウンタウンの中心地にあるこのオースティンでは、毎年9月のシーズンになると、週末に街を歩くだけでもその熱気を感じることができます。今回はカレッジフットボールシーズンのUT周辺の様子と、実際の試合の雰囲気を少しだけご紹介します。

 

カレッジフットボールの全体像と試合観戦にむけて

カレッジフットボールのリーグの全体像は実は非常に規模が大きく初心者には複雑です。リーグ全体像やそのルーツ等を勉強する為に、参考にさせて頂いているのは「ANY GIVEN SATURDAY」さんのこちらのサイト。情報量だけでなく、とにかくサイト全体が美しく見やすくまとめられており、何よりカレッジフットボールに対する愛情を感じられます。https://ags-football.net/

テキサス大学(UT)は、Big 12カンファレンスと呼ばれるリーグに所属しており、オースティンで行われるホームでの試合とアウェイでの試合がありますが、UTのホームで行われる試合スケジュール(と対戦相手)を見て観戦日を決めます。ただし、このスタジアムでの試合数は年間6試合のみ、9月から11月の三か月に2試合ずつという頻度と回数に限られています。

試合は土曜日に行われ、チケットは実施日・対戦相手という要素と、座席の場所により50ドル程度から数百ドルまでと幅があります。観光中の限られた日数の中で雰囲気だけでも楽しみたい方は、対戦相手を問わず、比較的リーズナブルなチケットでも十分かもしれません。観戦前にYoutubeなどのルール解説動画を見るのもおすすめです。

UTのスタジアム(Texas Memorial Stadium)のシート配置はこのような感じ。

大学のフットボールのスタジアムでありながら、10万人以上の観客を収容可能であり、構造を見る限り外に縦に増築をしたような構造をしているので、例えば111や120-132あたりの座席は随分と高い位置から試合を見下ろすように観戦します。(図はhttps://seatgeek.com/より)。

「LONGHORNS」と描かれたサイドに、大型モニターも設置されているので、離れてもそれなりに楽しめるようになっています。

街中がオレンジ色に染まる土曜日

実際の試合の日の様子を写真でご紹介。試合が始まる夕方にかけて、街中の至る所からオレンジ色(UTのチームカラー)のシャツを着た人々が集まります。規模からするともちろんUTの卒業生やOBも多数いらっしゃいますが、そうでないオースティンの人々も一丸となって応援を「楽しむ」雰囲気。スタジアムに入る人もいれば、周辺でテントを張ってテレビを持ち込み、バーベキューをしながら観戦する人々など様々です。

試合前やブレークの演出もエンターテイメント

街と大学さらには米軍も一体となって、このイベントを盛り上げているという印象を受けるほど、試合開始前のセレモニーも豪華です。盛大な花火やマーチングバンドの入場、パラシュート隊が飛行機からグラウンドに舞い降りてくる演出があったりと、見どころも満載。Bevoと名付けられた本物のLonghorn(テキサスを象徴すする角の長い牛)がマスコットとしてスタジアムにも登場。Bevoは古くからの襲名制のようなのでこちらもチェック。

アメフトは試合中に選手交代やブレークが何度も入るので、実際の試合時間は3時間以上に及びますが、その最中も飽きさせないようなビジョンや音響を使ったイベントなど、楽しむための仕掛けも豊富です。

以下の投稿でもまとめたように、UTオースティン校は大学としての規模のみならず、オースティン全体への影響力がとても大きな大学なので、街中で大学のチームを応援するとなった時の熱狂には圧倒されます。

偶然にも試合の行われるシーズンにオースティンを訪れた方であれば、アメフトを一度も見たことが無いという方でも十分にその熱狂的な雰囲気を味わうことができるはずです。

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